2023年2月1日17:12
Square(スクエア、米国Block, Inc.)は、2023年1月31日、飲食店向けに「Square レストランPOSレジ」のサービス提供を開始した。また、フロア担当が利用者のテーブル脇で注文と決済の両方を行うことができる「Square モバイルPOSレジ(ハンディ端末)」、厨房業務を効率的にサポートする「Square キッチンディスプレイシステム(KDS)」も同時に提供を開始する。これらの製品群はすでにSquareがサービス提供する7カ国の飲食店で提供しているそうだ。
Square レストラン POSレジは、iPadで利用できるクラウドベースのPOSソフトウェアです。各店舗に合わせたフロアマップや座席のレイアウトが作成でき、店舗の稼働状況をリアルタイムで確認できる。また「Square データ」と連携することで、売れ行きの良いメニューを追跡したり、従業員のシフト状況、現在の売上、現金の状況、営業締めなどの詳細レポートを利用することができる。
決済は、決済端末「Square スタンド」または「Square ターミナル」があれば、「Square レストランPOSレジ」経由で行える。
有料プランの「Square レストランPOSレジプラス」の機能は、「キッチンディスプレイシステム(KDS)」、注文と支払いの両方に対応した「Square モバイルPOS(ハンディ端末)」、従業員の勤怠管理、シフトレポートなどとなる。
「Square モバイルPOSレジ(ハンディ端末)」は、飲食店向けクラウド型POSアプリ。持ち運び便利なオールインワン決済端末「Square ターミナル」を利用し、テーブル脇で、直接注文と支払いの両方を受けることができる。先行して米国で利用した加盟店からは、売り切れによるオーダーキャンセルが57%減少したとの報告もあるそうだ。
さらに、Android端末を利用する「Square キッチンディスプレイシステム(KDS)」を導入することで、厨房でも注文を1つの画面で管理できる。KDSは、Android端末向けベータ版2としてリリースされている。
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ペイメントナビ編集部
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