2014年3月4日9:00
反政府デモで混乱がつづくタイではあるが、決済分野では着実にキャッシュレスがすすんでいる。
2013年タイのデビットカード発行枚数は約5,700万枚。そのうち1,500万枚がATMカード、残り4,200万枚がデビットカードだ。
2013年の取扱高は両方あわせて980億バーツ(3,000億円強)となった。タイで最大のデビットカード発行者はカシコン銀行。取扱高の34%を占めている。
現在600万枚のデビットカードを発行しているが、2014年中に500万枚を増し、総計1,100万枚にする。新しいカードデザインには3種類のハローキティを投入。少なくとも50万枚はハローキティカードを発行するとしている。
デビットカード利用を増やすため、受付マーチャントも拡大する計画だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。