2014年5月8日9:00
Squareが経済的破綻懸念から身売先をさがしているという噂がながれているが、mPOSベンダーのひとつShopKeepは新規に2,500万ドル(約25億円)を調達した。
ShopKeepは着実にビジネスを拡大している。着実というのは、費用をマーチャントからもらって、レジを販売しているということである。iPadPOSは、1カ所設置で1,200ドル。iPadとスタンド、キャッシュドロワー、カードリーダのパッケージ価格にセットアップが含まれる。
月額利用料は49ドルだ。現在米国で1万件のマーチャントと契約。年間の決済額は18億ドルになる。Squareのような取扱高の数パーセントしかとらないモデルはきつい。
2015年までに、米国大手小売店のうち約79%が、モバイルレジの導入を計画しているという。中小規模のマーチャントは2,000万件もある。まだまだ、mPOSの市場のふところは深い。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。