2014年6月6日9:00
突如クーデターで軍事政権が誕生したタイだが、Eコマースでの与党は依然として銀行口座送金である。タイの中央銀行は2013年のEコマースの調査結果を発表した。
それによると、2013年Eコマースのオンライン支払額の95.6%が銀行口座送金だった。その額は180億ドル(5890億バーツ)。クレジットカードでの決済は8.14億ドル、デビットカードは570万ドルだった。
支払手段によっても単価がちがう。銀行口座送金が最も高く、1件あたりの単価は450ドル。クレジットカードは180ドル、デビットカードは51ドルだった。圧倒的に銀行口座送金のほうが、単価は高い。
タイのEコマースは成長が著しい。取扱件数では2012年対比40.8%、金額では33.3%の伸びとなっている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。