2010年10月18日9:00
2009年米国では消費者保護を目的に新クレジットカード法が制定された。この規制によって、米消費者のクレジットカードに対する満足度は高まっているのだろうか。
NPOの消費者連合は、2010年7月に18歳以上の成人1,212人を対象に米クレジットカード消費者調査を実施した。
それによると、保有クレジットカードに満足している人たちはわずか45%だった。
回答者の約23%は、新クレジットカード法によって残高返済を刺激されたと答えている。
消費者保護を目的に施行した新クレジットカード法。消費者の満足度は低空飛行のままだ。規制強化はかならずしも消費者の満足度を高めることにつながらない。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。