2014年6月23日11:55
三井住友カードとジャックスは、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)および道銀カードと協力し、北海道函館市の「Visa payWave」加盟店において「Enjoy 函館!Visa payWaveキャンペーン」を2014年7月1日より実施する。
Visa payWaveは、Visaが開発した非接触IC技術で、世界51カ国・地域(2013年9月時点)で利用ができる非接触サービスとなる。日本においては、2014年4月に函館市の「函館朝市ひろば」で本格的に取り扱いを開始した。日本の近隣諸国・地域においては、台湾、香港、オーストラリア等で普及が進んでおり、今後訪日外国人客の利用が見込まれる決済サービスとなっている。
同キャンペーンは、抽選で「台北‐函館間の往復航空券」をプレゼントするほか、対象加盟店でVisa payWaveを利用するともれなく粗品プレゼントや割引特典を付与するものとなる。Visa payWaveの利用促進キャンペーンは、国内初の取り組みとなるそうだ。
函館市は、多くの外国人観光客が訪れる国際観光都市であり、台北-函館間の直行便が週7便就航(2014年6月時点)、函館港に年間30隻を上回る大型クルーズ船を誘致する等、訪日外国人客の受け入れを積極的に行っている地域となる。函館市内の主要観光・商業施設、飲食店では、増加する訪日外国人客の多様な決済ニーズに対応するために、決済サービスの整備が課題となっていた。
三井住友カード、ジャックス、道銀カードの3社は、同キャンペーンの実施にあたり、函館市の主要観光・商業施設、飲食店等にVisa payWave加盟店の導入を進め、約50店舗が同キャンペーンに参加する。
なお、同キャンペーンに協賛する台湾のトランスアジア航空は、台北-函館間の直行便機内等で同キャンペーンの告知を行う。キャンペーン参加加盟店への送客に協力するとともに、キャンペーン特典として「台北-函館間の往復航空券」を提供するそうだ。