2014年6月24日8:59
未回収リスク保証型の後払い決済サービスを提供するネットプロテクションズは、全国20代以上の男女2,064名を対象とした「2014年度インターネットショッピングに関する意識調査」を行い、その結果を発表した。同社は隔年で同調査を行っており、今回が3回目となる。マクロミルによるインターネット調査で、最近6カ月以内にインターネットショッピングを利用した 20代以上の男女を対象に実施している。
インターネットショッピング(ネット通販)を利用する際の不安の有無を聞いたところ、不安・心配を感じることがある(とても不安・心配+やや不安・心配)と回答した人は、一昨年比13.1pt増の59.0%と約6割の人が不安を感じている結果となった。男女別で見ると、男性の 52.7%に対し女性は65.3%となった。なお、ネット通販を利用する際に、全体の約4分の3の73.1%の人が、トラブル回避のために何らかの対策を取っていることが分かったそうだ。
ネット通販を利用する際の実際の支払い方法と、利用したいと思う支払い方法をそれぞれ聞いたところ、共に「クレジットカード」決済が第1位であったが、最も利用したいと思う支払方法として、商品が届いてから支払う「後払い」決済が第2位に浮上した。特に、女性にその傾向が強く、“商品を確認してから支払いたい”という願望が現れた形となったそうだ。
ネット通販でよく購入する商品を聞いたところ(複数回答可)、男女別で見ると、第2位は男女共に食品・飲料と共通なものの、第1位と第3位は大きく異なる結果となったという。書籍やパソコンなどの購入が多い男性と比べると、女性はサイズ感や質感など、実際に商品を手に取ってからでないと確認できないファッション・美容系商品をネット通販で購入していることが分かった。安心して商品を購入できるネットショップのポイントを聞いたところ(複数回答可、最大3項目)、男女共に“購入者による口コミ評価が高い”が第1位となった。