2014年7月31日15:36
ネットプロテクションズは、同社が提供する企業向け後払い決済サービス「NP企業間決済」の名称を、2014年8月1日から、「FREX B2B(フレックス ビー・トゥー・ビー)後払い決済」に変更すると発表した。
「FREX B2B後払い決済」は、企業間取引専用の掛売り・請求書払いの後払い決済サービスとなり、ネットプロテクションズが企業(売り手)と企業の顧客(買い手)との間に入り、買い手への与信から請求書の発行、代金の回収、未回収のリスクまでを請け負うものとなる。
2011年にサービスの本格提供を開始したが、JTB商事(宿泊施設業務用品販売)、ミドリ安全(安全用品・作業服の販売)、ラクスル(印刷通販)を含め500社を超える企業に導入されており、2013年度には約25万件の決済で活用されているという。
通常、企業間において後払いで取引する掛売りは、買い手からの需要がある一方で、売り手にとっては運用負荷や未回収リスクが障壁となり、取引を躊躇する傾向にあることから、機会損失が生じていたという。特に、相手の顔が見えないBtoB通販では、その傾向が強いと言われている。その点、「FREX B2B後払い決済」では、売り手にとっての運用負荷や未回収リスクを代行し、円滑な掛売り・請求書払いの後払い決済を実現するという。