2014年8月27日13:20
MasterCardと、グループ会社でプリペイドカード「キャッシュパスポート」の販売会社であるアクセスプリペイドジャパン(APJ)は、世界中 250万以上のMasterCardマークのあるATMと3,800万以上のMasterCard加盟店で利用可能な、海外専用トラベルプリペイドカード「マルチカレンシーキャッシュパスポート」の提供を、2014年8月28日より開始すると発表した。
「マルチカレンシーキャッシュパスポート」は、旅行好きの方から、留学生、ビジネスマンに至るまで、複数の国に渡航する機会のある利用者に適した海外専用のトラベルプリペイドカードとなる。1つのカードで7通貨(日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZ ドル、カナダドル)に対応しており、渡航先に合わせて外貨建てで入金が可能だ。海外への渡航前に日本で入金すると、現地でMasterCardマークのあるATMから現金を引き出せるだけでなく、渡航先のMasterCard加盟店でキャッシュレスに支払いができる。MasterCardのオンライン加盟店でも利用できるので、海外のオンラインショッピングにも使用可能だ。
特長として、プリペイドカードのため、審査はなく、日本在住者であれば利用できる。また、渡航先に合わせて、それぞれの通貨に外貨建てで入金することで、事前にレートが固定でき、為替レートの変動リスクが回避できるという。さらに、残高は、次回の旅行時に利用できるほか、清算や、カード内のほかの通貨に移動させることが可能だ。
加えて、専用ウェブサイト「マイアカウント」にて、残高の確認や通貨の移動など、利用者自身でカード管理が行える。
セキュリティ対策としては、EMV対応のICチップが搭載されているためカード保有者の個人情報を含め、店頭やATMでのすべての取引データを保護できる高いセキュリティが確保されているそうだ。また、保有者の口座情報と紐づいていないため、万一詐欺にあったとしても保有者の口座情報が危険にさらされることはないという。さらに、「オリジナルカード」と予備の「スペアカード」の二枚がセットになって発行されるので、万一紛失・盗難にあった場合、カードの再発行を待たずに「スペアカード」をすぐ使用できる。万一の際は、24時間365日対応の無料サポート「緊急アシスタンスサービス」が利用できる。