2014年9月10日9:00
2014年9月1日から、スーパーマーケットのホールフーズが小切手の受付を廃止した。テキサス州、ルイジアナ州、アーカンソー州、オクラホマ州で。
理由はレジ待ちをなくし、レジの生産性をあげること。米国中央銀行の調査によると、2009年から2012年までの間に、小切手の利用は約10%減少している。
銀行も小切手よりクレジットカードやデビットカードを推奨。消費者はカードでショッピングするとポイントやキャッシュバックがもらえることから、小切手をやめてカード利用に傾斜していた。
ホールフーズの競合である、KrogerやSprouts、Central Marketなどはまだ小切手を受付けている。小切手廃止によるレジスピードの向上で、競合との差別化をはかろうとしている。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。