2014年9月11日9:00
ニュージャージー州では、オンラインカジノが法制化されて1年になる。が、オンライン決済で問題が浮き彫りになった。50%以上のプレイヤーがオンライン決済で否決されたのだ。
実際にニュージャージー州のオンラインカジノがスタートしたのは2013年の11月。当初見込みでは年間10億ドルの収益を計画していたが、3カ月間の収益はわずか3,160万ドル。このままいくと、年間2億ドル程度になってしまう。
そのギャップは、決済手段がないため。VisaやAmex、Discoverはギャンブルでのカード利用を禁止している。銀行口座からの振込みも保障されていない。
そこで浮上したのがPayPal。2000年代にはオンラインギャンブルの主要決済プロセッサーであった。が、当時オンラインギャンブルは法制化されていないケースが多く問題となって、全面撤退した経験がある。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。