2014年10月6日23:25
バリューデザインは、2014年10月1日から、福岡県でスーパーマーケットを展開するリンクに、クラウド型電子マネー発行システム「バリューカードASPサービス」を提供すると発表した。リンクは、グリーンスタンプが提供する「ロイヤルティポイントシステム」を活用した、独自のポイントカードに、「バリューカードASPサービス」による独自電子マネー機能を搭載。ポイントサービスとプリペイドサービスが一枚になった、新たなプリペイド機能付きポイントカード「リンカ」の発行を福岡県の『生鮮市場 バリューリンク』で開始する。
利用者は、入金時特典として1,000円以上の入金で1%、1万円以上の入金で2%のボーナスを付与している。ボーナスは、次回のプリペイドカード利用時に自動的に減算される。また、利用時特典として、利用金額に対し1%のポイントを付与している。貯まったポイントは、商品券やカタログ掲載の商品と交換可能だ。
リンクではこれまで、グリーンスタンプが提供するポイントシステムを、積極的且つ戦略的に運用し、顧客との関係強化に取り組んできた。ポイントカードの利用率も高く、販売促進施策として重要な役割を担ってきたという。一方で、スーパーマーケット業界では、プリペイドカードの普及が加速度的に進んでおり、新たな施策の1つとして、地域において他社に先行し、独自のプリペイドカードを導入するに至ったそうだ。