2014年10月30日9:00
雑誌の定期購読やアプリの定額利用など、定期決済(リカーリング)を専門にする米国のリカーリー(Recurly)が1,200万ドル(約12億円)を調達した。
顧客にはグルーポンやアドビ、リンクトイン、CBSインタラクティブなどが名を連ね、数千社が利用している。
定期決済のリスクは、登録しているクレジットカードやデビットカードの限度額オーバーだ。これを回避するのがサービス提供会社の優劣を決める。
リカーリーはこのリスクを27%も削減した。さらに、悪意を持った高リスク客も判別している。導入も簡単で、数日でサービスを提供できるようになる。
リカーリングビジネスはSASの伸びで増える。購入から利用へ、企業ニーズが変わっているからだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。