2014年10月31日15:49
三井住友カードと、デジタルガレージ、アイリッジの3社は、三井住友カードが主催する男子ゴルフトーナメント「2014三井住友VISA太平洋マスターズ」大会公式アプリの企画・開発において協業し、2014年10月31日より提供開始したと発表した。
同公式アプリでは、大会期間中の選手ペアリング情報やスコア情報などの大会情報を配信するほか、スマートフォンアプリでは初となる選手位置情報(選手のプレー中ホール)のリアルタイム配信を行う。また、同アプリからトーナメント会場内の情報(イベント、飲食店舗・トイレの位置)を確認することも可能だ。
スマートフォンの普及などもあり、ゴルフトーナメントの観戦スタイルが大きく変化している中、選手や大会の様子をより深く、より詳しく知ることができる新しいトーナメントの楽しみ方を提供するという。
また、大会期間中はBeacon等の位置情報関連技術を活用したO2Oサービスの実証実験を三井住友カード、デジタルガレージ、アイリッジの3社共同で実施。同実証実験では、アイリッジが独自に開発したGPSおよびBeacon対応のO2Oサービス向け技術「popinfo」を活用して顧客のスマートフォン端末の位置情報を特定し、その位置情報と連動した特典情報をプッシュ通知で知らせることにより期待される、リアル店舗への送客効果について検証する。
今回提供される特典は大会開催地である御殿場市内の飲食店・小売店のクーポン情報や会場内ブースでのプレゼント情報等で、御殿場市や大会協賛企業等の全面協力により実現いたしました。大会に来場したお客様を開催地の地元協力店へ送客することにより、地域活性化へ貢献することも目指している。今後はスマートフォン等向けアプリを活用して決済まで完結させる包括的なO2Oサービスの実現を視野に、3社連携の上実証実験を継続していく予定だ。