2014年11月26日19:46
ライフカードは、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)と共同で、インターネット専用のVisaプリペイドカード「Vプリカ」を法人・個人事業主にも利用できるよう法人専用アカウント機能を追加した。法人・個人事業主向けのビジネスカード用途としてのVisaプリペイドは、日本初の発行となるそうだ。
ライフカードのVプリカは、事前入金した金額のみが利用可能な商品のため、クレジットカードのような「与信審査」や「資料提出」の必要がなく、アカウント開設のみで、すぐにご利用可能だ。発行開始から3年半が経過したが、アカウント開設数119万件、累計発行枚数478万件、発行金額280億円となっている(いずれも2014年9月末日実績)。
従来は、個人ユーザー向けのみの提供だったが、一般企業からもVプリカを自社の決済用に使いたいという要望があったそうだ。この背景には、インターネット広告の決済やショッピングサイトの出店料等、ビジネスシーンでのカード決済ニーズが増えている一方、与信審査が難しいこともあり、中小企業・個人事業主向けのビジネスカードの保有は、18%(Visa調べ)にとどまっている現状があるとVisaでは分析している。