2014年11月27日12:01
スーパーのレジが混んでいると、ショッピング客にはストレスになる。少しでも列の短いレジ、ショッピングカートに商品が少ない人の後、を探すクセがついている。
英国の大手スーパーチェーン、セインズベリー(Sainsbury’s)はこのレジ待ちをなくすモバイルアプリをテストしている。
アプリをダウンロードした顧客は、ショッピングリストを作成する。セインズベリーの店内に入ると、リストに基づいて店内をナビゲートしてくれる。
購入予定の商品をみつけると、スマホのカメラでスキャンし、アプリで支払ったのちカートに入れる。レジに並ぶ必要はない。そのままチェックアウトできる。
まだテスト段階だが、事前に購入リスを作成するというプロセスが、結果的にレジ待ちをなくすことになることがわかった。店内に入ってから何を買うかを決めるのではなく、事前に何を買うかを決めてくる人が大半だからだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。