2014年12月9日10:45
NTTスマートトレードは、2014年12月8日から、「ちょコムeマネー」の個人間の「送付」手数料を無料にすると発表した。これにより、友人との飲食代の清算などのやりとりや、個人運営のネットショップでの決済が容易かつ低コストになるという。
ちょコムeマネーは、約100万人が利用するネット上の電子マネー。利用者は、会員登録すると個人のアカウント(貯金箱)を持つことができ、そのアカウントにお金をチャージ(電子マネーを購入)して、ちょコムの加盟店のネットショップ等で買い物やゲームを利用できる。これは、P2Pというよりも加盟店(法人)と顧客(個人)との間の決済手段としての使い方であるという。
また、ちょコムeマネーの個人間の「送付」も可能だ。従来は、1回300円(税別)の送付手数料がかかっていたが、このほど同送付手数料を無料にしたことで、近年急速に成長しているP2P(個人間)ECの決済手段としての活発な利用を見込んでいる。
さらに、ちょコムeマネーは、ネット型の電子マネー(前払い式支払手段)であり、資金決済法により、他人から受け取ったちょコムeマネーの現金化(銀行口座への振込み)は禁止されている。ちょコムeマネーは、残高の範囲内で「MasterCardねっと/貯金箱タイプ」として利用できるため、クレジットカードと同様に、ネットショピングの決済手段として利用が可能だ。