タクシー配車サービス「LINE TAXI」の東京版を公開(LINE)

2015年1月6日19:55

LINEは、同社が運営する無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」において、LINEアプリ上からタクシーを呼ぶことができるタクシー配車サービス「LINE TAXI(ライン タクシー)」を公開したと発表した。まずは、東京版(23区内・三鷹市・武蔵野市)で2015年1月6日から提供開始し、近日中に全国版の提供を予定しているという。

タクシー配車サービス「LINE TAXI」のイメージ(出典:LINEのプレスリリース)
タクシー配車サービス「LINE TAXI」のイメージ(出典:LINEのプレスリリース)

「LINE TAXI」は、外部アプリの追加インストール不要で、LINEアプリ上から、タクシーを呼ぶことができるタクシー配車サービスとなる。ユーザーは、LINEアプリ上からGPS機能の利用や建物情報の入力を行い、乗車位置を指定するだけで、タクシーを呼ぶことが可能だ。

これにより、タクシーが捕まりにくい時間帯や、タクシーの通行量が少ないエリアなどでタクシーを呼ぶ際、迎車を頼みたくても電話をかけることのできない状況時などでも、LINEを起動するだけでタクシーを呼ぶことができる。また、配車までの待ち時間の目安が「LINE TAXI」内の地図上に表示されるため、タクシー手配にかかるおおよその時間を想定することができ、計画的なタクシー手配が可能となる。

さらに、クレジットカードでの支払い登録を行えば、LINEのモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」との連携により、降車時の料金支払いプロセスが一切不要となり、キャッシュレスによるスムーズなタクシー利用が可能になるという。

なお、同サービスは、日本交通との提携により、東京版公開時には日本交通が保有する車両を含む約3,340台の車両が「LINE TAXI」対象となる。今後予定している全国版展開時には、日本交通が提携するタクシー事業者129グループが保有する合計約2万3,000台が順次対象となるよう準備を進めているそうだ。

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