2015年1月15日17:17
釧路ポイントカード事業協同組合は、アルファシステム、楽天Edy、TFペイメントサービス(TFPS)と協業し、釧路ポイントカード事業協同組合が発行する地域ポイントの「スキップポイント」、楽天の全国共通ポイント「Rポイント」および楽天Edyの電子マネー「楽天Edy」の3つの機能を1枚のカード「くしろスキップRポイントカード」にまとめて、同時に利用できるサービスを2014年11月より開始した。このような3機能を1枚のカードで実現した国内で初めての事例となる。
「くしろスキップRポイントカード」は、アルファシステムが運営・業務受託をしている地域循環型ポイントカードサービスで現在、釧路市内を中心に200店舗、7万人の会員が利用している。
なお、電子マネーの決済にはTFPSのクラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud/シンカクラウド」を使用している。今回の事例では、「くしろスキップRポイントカード」のポイント管理と電子マネー決済を行う端末として、民生用のAndroidタブレットとNFCリーダライター「TC63CUT021」を用いることで一連の処理を実現した。電子マネー決済導入に関するインフラコストを従来型の決済端末導入と比較して約1/5に低減したそうだ。