2015年2月4日9:00
Apple Payの威力はすごい。Apple Payを受付けたいというマーチャントがひきもきらない。本来需要がある場合、供給サイドはサービス料金を課金できるはずである。
ところが、これをチャンスとみる供給サイドの一部では、NFC非接触決済端末を無料にしてシェア拡大を狙っている。
米国ではショップキープが磁気カードやICカード、NFCに対応した端末の無料配布をはじめている。これにつづき、ベルクロペイ(VelcroPay)も無料配布に踏み切った。ベルクロの端末にはブルートゥースも搭載されている。
2015年10月のEMV対応義務化に向け、米国のマーチャントはEMV対応端末への切替えを考えている。この機に乗じ、ニーズの高いNFCやブルートゥースも搭載した端末でシェア拡大を狙うアクワイアラが増えている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。