2015年2月23日13:47
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(American Express)は、2015年2月23日から、同社が発行する「百貨店ギフトカード」をコンビニエンスストアの大手3チェーンであるセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート(合計約4万店)で順次販売を開始すると発表した。
アメリカン・エキスプレスの「百貨店ギフトカード」は、アメリカン・エキスプレスのカード会員・非会員を問わず購入でき、日本百貨店協会に加盟する190取扱店舗(2015年1月現在)で利用できる有効期限のないカードタイプの商品となる。同社はこれまでに、全国の百貨店26店舗で同商品を販売してきたが、このほど全国約4万店のコンビニエンスストアにも販売チャネルを拡大する。百貨店で取り扱う券種はこれまで最低金額が5,000円だったが、今回新たに1,000円と3,000円の券種を販売することにより、消費者はカジュアルギフトとして「百貨店ギフトカード」をより手軽に購入可能だ。
カード券面はコンビニエンスストア限定のオリジナルデザインを販売。百貨店で買うことのできるさまざまなアイテムをイラストで表現した新しいカードデザインは、ハートをモチーフに使用することにより、ギフトカードを贈る人の「気持ち」も届くようにとの願いを込めている。イラストはパリ在住の日本人イラストレーターKanakoさんが手がけている。
アメリカン・エキスプレスでは、コンビニエンスストア大手3チェーンでの「百貨店ギフトカード」販売開始に先駆け、2015年1月に東京都と大阪府の有職者400名を対象に「カジュアルギフト」に関するインターネット調査を実施。
同調査によると、ギフトを購入する時に重視することは「1位 相手の好み」、「2位 予算におさまる」、「3位 もらっても邪魔にならない」が上位にあがった。一方で、ギフトを購入するときに困ったことや大変だったことを尋ねたところ「1位 相手の好みがわからない」、「2位 贈りたいと思うものがない・思い浮かばない」、「3位 買いに行ったり・じっくり選ぶ時間がない」との回答があり、贈り手の意向は「相手の好み」にあったものを購入したいがその人の好みがわからなかったり、じっくり選んだり、買いに行く余裕がないためにギフト選びに困る傾向が浮かび上がった。
さらに、20代~40代男女の間では、「カジュアルギフトとして贈ったことがあるもの」と「カジュアルギフトとしてもらいたいもの」では、実態にギャップがあることがわかった。調査回答を見ると、カジュアルギフトとして、「贈ったことがあるもの」と「2015年にもらいたいもの」を尋ねると、ギフト券・ギフトカードは、「贈ったことがある」は低い結果であったものの、「2015年にもらいたいもの」ではTOP3に入り、カジュアルギフトとして「ギフト券・ギフトカード」が支持されている結果となった。
なお、アメリカン・エキスプレスは、「百貨店ギフトカード」のコンビニエンスストア販売を記念して、「新生活応援家電」プレゼントキャンペーンを実施。キャンペーン期間中の5月24日までに3つのコンビニエンスストアでアメリカン・エキスプレス発行の「百貨店ギフトカード」を購入すると、春の新生活に役立つ家電製品を購入券種に応じて総計300名にプレゼントするという。