2015年3月4日22:53
LINEは、このほどLINE Payのグローバルでの事業展開の加速化を目的に、グローバルでEC決済管理サービスを提供するCyberSourceとLINE Pay事業における戦略的提携について基本合意したと発表した。
LINE Payは、キャリアやOSに左右されることなく、LINEを通じてユーザー間での送金や、提携サービス・店舗での決済を行うことができるモバイル送金・決済サービスとなる。2014年12月16日のソフトローンチ以降、利用者補償制度の導入(2015年2月1日)や、利用者拡大のためのLINEスタンプ配布キャンペーン、決済システム技術のさらなる向上を目的としたウェブペイ・ホールディングスの買収発表(同年2月10日)、LINE Pay導入企業の費用面や作業面での負担軽減を目指した決済代行事業者との提携発表(同年2月23日)、第1弾となる大型加盟店でのLINE Pay対応の発表(同年3月2日)など、さまざまな取り組みを進めてきた。
LINE Payでは、サービス公開時からCyberSourceの提供する決済管理システムを導入しており、これにより世界で発行されるさまざまなクレジットカードでのオンライン決済処理が可能となっている。さらに、不正取引検出レーダーを搭載した不正抑止プラットフォーム「CyberSource Decision Manager」も活用することで、不正な決済利用を素早く特定することができるため、LINE Payの安全性を向上させ、決済管理業務の最適化も図ることができるという。