2010年8月19日9:00
香港はまだ中国にとっては異国ということになるのだろうか。中国中央銀行の中国銀行は銀聯カードでクロスボーダー決済ができるようにした。
ただし、香港在住で深圳に住宅を所有し、銀聯クレジットカードをもっている人に限られる。
深圳の電気、ガス、ケーブルTV、インターネットプロバイダー料金、携帯電話料金を銀聯クレジットカードで支払うことができる。
銀聯ではこれを香港ー深圳クロスボーダーカード決済と呼んでいる。現在は銀聯クレジットカードに限定しているが、今年中にはデビットカードでも可能にする予定。
現在銀聯は中国国外の90カ国で使えるが、クロスボーダー取引も広がっていくのだろうか?
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。