2015年6月9日15:20
ベリトランスは、東急ハンズの運営する東急ハンズネットストアに、海外向けの購入代行支援サービス「BuySmartJapan」を提供し、訪日外国人旅行者向けに、帰国後もECサイトを通じて商品購入を行えるよう、2015年6月8日より対応を開始したと発表した。
「BuySmartJapan」は、中国語(簡体字・繁体字)、英語、韓国語、日本語の4言語に対応したショッピングカートと120の国と地域への海外配送を実現するスキームとなる。日本のECサイト上にある商品について、海外消費者からの購入依頼をベリトランスが受け付け、ベリトランスが海外消費者に代行して商品の購入を行い、海外配送まで対応する。
今回の取り組みにより、訪日外国人旅行者が多く訪れる東急ハンズの各店舗にて、従来は店舗での購入者は帰国した後、再度商品を希望したとしても購入することはできなかったが、「BuySmartJapan」の仕組みを導入し、東急ハンズネットストアに誘導することで、帰国後も東急ハンズの商品の購入が可能になる。また中国やシンガポールに展開する東急ハンズの海外店舗では取り扱いがない商品に関しても「BuySmartJapan」を通じて東急ハンズネットストアでの購入が可能になるそうだ。
さらに利用者促進の仕組みとして、東急ハンズ各店にて免税処理を行った外国人旅行者に対して、BuySmartJapan で利用できる割引クーポンが記載されたチラシの配布や、「BuySmartJapan」の過去の越境EC利用ユーザに対して、東急ハンズネットストアの告知をするなど、両社協力して、海外からの販売の強化を進めていくという。