2014年4月24日18:05
ベリトランスは、三井住友カードと連携し、海外のインターネットユーザーが自国通貨建てでクレジットカード決済できる「多通貨決済サービス」を日本国内のEC(電子商取引)事業者に対し提供開始したと発表した。
同サービスは、外貨によるクレジットカード決済の導入を希望する日本のEC事業者向けに提供する決済サービス。世界16通貨に対応しており、EC事業者は同サービスを利用することで、自社サイトの幅広い海外ユーザー層にあわせた外貨での決済の導入が可能となる。また海外ユーザーは、為替の変動等を気にすることなく、自国通貨で表示された金額で買い物が可能だ。
対応通貨は、オーストラリアド(AUD)、カナダドル(CAD)、ユーロ(EUR)、UKポンド(GBP)、香港ドル(HKD)、インドルピー(INR)、マレーシアリンギット(MYR)、フィリピンペソ(PHP)、ロシアンルーブル(RIB)、シンガポールドル(SGD)、タイバーツ(THB)、ニュー台湾ドル(TWD)、米国ドル(USD)、ドン(ベトナム:VND)、人民元(CNY)、韓国ウォン(KRW)となる。
多通貨決済サービスを利用して決済を行った売上代金は、三井住友カードが、対応カードブランドの定めるレートにより外貨を日本円に転換し、ベリトランス経由で円建てでEC事業者(加盟店)に支払われる。
なお、ベリトランスは、パピレスに多通貨決済サービスの提供をすでに開始しており、パピレスの提供する海外ユーザー向けマルチデバイス対応電子書籍サイト「電子貸本Renta!」(英語版)では、3月26日よりクレジットカードによるドル決済が可能となっている。