2015年6月19日18:10
富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP)と凸版印刷は、ハローズが開始する独自の電子マネーサービス「ハロカマネー」向けに、「サーバ管理型電子マネーサービス」を提供すると発表した。
「ハロカマネー」は、6月19日から、ハローズ新涯店で利用できるようになる。今後、順次他のハローズ店舗へと展開し、2016年3月までに全店舗で利用可能になる予定だ。
ハローズは、岡山県・広島県・香川県・愛媛県・徳島県・兵庫県に24時間営業のスーパーマーケットを展開している。これまでハローズでは、決済方法として現金と商品券だけしか選択できなかったが、富士通FIPおよび凸版印刷が協力して展開するクラウド型の「サーバ管理型電子マネーサービス」を提案した。ハローズは、「24時間店舗でも利用可能なシステムの信頼性」、「スーパーマーケットへの豊富な電子マネー導入実績に基づくノウハウ」、「チャージ時にプレミアムを付与できるキャンペーン機能の柔軟性」、「短期間でのサービス構築」などを評価され、導入を決定した。
今回のサービス開始により、ハローズは、顧客の現金支払いにおける煩わしさを解消し、レジ清算のスピードアップを図る。
「ハロカマネー」はハローズが開始する電子マネーサービス。1,000円単位で5万円までチャージが可能だ。100円(税抜)利用ごとに1ポイントが付与され、200ポイントで200円分の買い物券が発行される。6月19日からハローズ新涯店で利用可能となり、2016年3月までにハローズ全店舗での利用が可能になる予定だ。
「ハロカマネー」の利用には、ハローズが運用のポイントカード「ハローズカード」の機能と、「ハロカマネー」の機能を併せ持った新たなプラスチック型のカード「ハロカ」の発行が必要になる。これまで「ハローズカード」を利用していた顧客は、現在付与されているポイントをそのまま「ハロカ」に移行可能だ。
なお、ハローズで採用された「ギフトカードASPサービス」は、情報セキュリティ格付で決済サービスとして初となる最高位「AAAis」を取得しているほか、ISO/IEC27001をはじめ各種国際認証を満たした富士通FIPのデータセンターで運用されており、すでに120社を越える企業に導入されている。
企業名 | 所在地 | HP | |
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サービス概要 | |||
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