2012年8月21日13:00
富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP)と凸版印刷は、2012年8月21日から販売をスタートしたニフティの「温泉ギフト」向けに、「ギフトカードASPサービス」の提供を開始すると発表した。
ニフティでは、日帰り温泉を中心とした日本最大級の温浴施設情報の口コミサイト「@nifty温泉」を運営している。同社では、「@nifty温泉」で培った同社のネットワークを生かし、従来横のつながりが薄い温浴施設をまたぐ新しいサービスによる利用者増や、利用者の満足度向上につながる、新たなサービスを検討していた。
今回販売を開始した、「温泉ギフト」はニフティと提携している全国82カ所(2012年8月21日現在)の温浴施設でサービスを利用できる、使い切りタイプのギフトカードである。利用できるサービスは、温浴施設ごとに異なるが、入湯とエステや食事をセットにするなど、各施設で「温泉ギフト」専用のセットメニューを用意しており、通常の施設利用よりもお得なサービスを受けることができるという。
同カードは、全国の「イオン」の店舗が運営するギフトカードモール「うれしーど」を展開する約350店舗にて1枚3,000円で販売され、家族や友人、また敬老の日など贈り物としての利用のほか、女性客を中心とした自己利用も見込んでいる。なお、同カードの有効期限は発行日から7 カ月となっている。
富士通FIPと凸版印刷は、ギフトカードの残高管理を行うリアルタイムプロセッシングサービス「ギフトカードASPサービス」を提供している。同サービスは、ISO/IEC27001をはじめ、各種国際認証を満たした富士通FIPのデータセンターで運用されており、すでに70社を越える企業で採用されたという。