2010年8月24日12:00
NECビッグローブは8月23日、Android向けのアプリケーションマーケット「andronavi(アンドロナビ)」をグランドオープンした。英語版も本日オープンし、12月からは米国でのマンガやゲームなどのアプリ販売に対応するという。
andronaviは今年1月からトライアル展開を開始。さまざまなアプリ関連情報やダウンロードサービスを提供している。今回のグランドオープンに伴い、電子書籍やゲーム、エンターテイメント、ツールなどさまざまな分野で人気アプリを有するパートナーと連携し、9月末までにAndroid初となるアプリ含め約250本を新たに投入し、ラインアップを計650本に拡充するという。
利用者向けには、現在8個のアプリ検索ジャンルを、6個のメインカテゴリーと24個のサブカテゴリーにまで細分化して分類。より絞り込んだ検索を可能にしている。また、端末の機種やOSごとに使用可能なアプリの検索が可能だ。
一方、アプリ事業者・開発者向けには、andronaviから正しくダウンロードされたアプリであることを認証してから利用可能となる、アプリ不正利用防止の仕組みを提供。2011年にはアプリ内課金や期間限定利用課金に対応し、ゲームの1日体験やレンタルビデオなどのサービス提供が可能なビジネス環境を整備した。
また、同社ではandronaviを活用した企業向けサービスとして、アプリ事業者の開発・販売を支援する「andronavi Developer Service(仮称)」を10月から提供する。andronavi基盤上で、アプリ登録・管理の一元化やマンガなどコンテンツの翻訳対応、さらにはDM配信、キャンペーン企画などのプロモーション支援までをワンストップで提供するという。同社では2012年度末までにandronaviのアプリを15万本に拡充していきたいとしている。