2015年10月20日20:58
iPadなどのタブレットを利用したPOSレジ「スマレジ」を展開するプラグラムは、全国にファッションセレクトショップを展開するナノ・ユニバースが2015年10月31日にグランドオープンする旗艦店のPOSレジに「スマレジ」が採用されたと発表した。また、ナノ・ユニバース全店舗のPOSレジを年内完了を目標として「スマレジ」に切り替えるべく導入を進めているという。
ナノ・ユニバースでは、すでに先行して飲食事業にて導入しているが、業務オペレーションを多角的にシミュレーションして作られたレジシステムであるため、小売事業にも導入することを決定したそうだ。
スマレジは、オールインワン的な機能を有しているため、業態・規模によってはすべてのリテール関連システムを網羅できるという。インバウンド対応、O2O戦略を進めるにあたり、すべてのシステムのクラウド化を実施しており、年内に、レジシステムをすべてスマレジに変更させることで、クラウド化が完了するという。
ナノ・ユニバースのオムニチャネル戦略に向けた顧客管理システムでは、フュートレックのVisionaryが導入されている。スマレジ、ECなどさまざまなシステムと連携して顧客情報・ポイント情報・履歴情報を格納し、顧客情報を統合管理することで、オンラインストアと実店舗のリアルタイム情報統合を実現しているそうだ。
今回、Visionaryはプラグラムのスマレジによる免税対応機能と、フュートレックが提供する多言語対応入力フォームと連携することで、訪日観光客向け免税対応簡略化を実現し、さらに会員システムとの連携によって越境ECに向けた戦略を実現できるという。