2015年12月1日0:23
ジェーシービー(JCB)は、東邦銀行と、JCB ブランドのデビットカード(JCB デビット)の発行に合意したと発表した。2016年6月より、東邦銀行は、同行の口座保有者を対象として「東邦Alwaysデビットカード〈JCB〉」の発行を開始する予定だ。
「東邦Alwaysデビットカード〈JCB〉」は、15歳以上(中学生を除く)が申し込みでき、原則、入会時の与信審査もないという。国内・海外のJCB加盟店(インターネット上でのオンラインショップを含む)で利用でき、利用の都度、利用代金が指定の口座から即時引き落としされるカードとなる。また、利用者自身で利用限度額を設定できるため、使いすぎの心配がないそうだ。
JCBが金融機関向けに提供する JCBデビットサービスは、各行の要望に応じて、入会や発券、利用情報の照会、銀行システムへの中継などの業務処理や、コールセンター業務、ポイントプログラムの提供などを受託するものとなる。提携金融機関にとっては、自行のデビットカード発行に伴う業務やシステム開発の負荷が軽減されることに加え、JCBが提供する各種サービスの付帯が可能となるメリットがある。
JCB デビットを発行する金融機関は千葉銀行、大垣共立銀行、北洋銀行、楽天銀行に続き 5行目となり、東北では初のデビットカード発行銀行となる。