2015年12月15日9:00
Appleが米国銀行とiPhoneやiPadを使った個人間送金を計画している、という噂が飛び交っている。個人間送金は個人間決済を意味していることから、がぜんこの市場が熱くなってきた。
調査会社のアイテグループ(Aite Group)によると、米国の個人間決済市場は1.2兆ドル(140兆円)になる。そのほとんどが現金か小切手によるトランザクションだ。
国際的にみれば、個人間決済市場規模は膨大だ。Appleはそれをモバイルの個人間決済に置換えようとしているようだ。
個人間送金市場では、すでにベンモ(Venmo)やスクエアキャッシュ(Square Cash)、ペイパル(PayPal me)、フェイスブックやグーグルも参入している。
モバイル機器どうしの個人間送金で、Appleは競争優位性を打ち出せるかが決め手になる。