2016年1月26日20:28
ファミリーマートは、全国のファミリーマート店舗約1万1,500店で、中国の「銀聯(ぎんれん)カード」、韓国の「新韓(しんはん)カード」、米国の「ディスカバーカード」の海外金融機関発行のクレジットカードの取り扱いを、2016年2月2日から開始すると発表した。なお、「新韓カード」の取り扱いは、コンビニエンスストアにおいて、初の取り組みとなる。
ファミリーマートでは、2012年1月から一部店舗において、銀聯カードの取り扱いを開始するなど、インバウンド需要に対応する準備をいち早く進めている。今回、中華文化圏最大の休日と言われる“春節”の到来に合わせ、銀聯カード、新韓カード、ディスカバーカードの3種類の海外金融機関発行クレジットカード取り扱いを開始する。
新韓カードは、韓国が中国に続き、訪日外国人客数が2位であることから、また、「ディスカバーカード」はアメリカで第3位の発行枚数を誇るクレジットカードであることから、新たに取り扱いを開始することとなった。
また、ファミリーマート店内に設置のイーネットATM(新型ATM4,008台/2015年12月末)では、2016年2月1日から銀聯カードが24時間365日、利用できるようになる。さらに、「VISA、PLUS、VISA ELECTRON、MasterCard、Cirrus、Maestro、JCB」については、2016年4月下旬より利用できるようになる。対応するATMは首都圏を中心に展開しており、今後全国各地へ順次拡大していく。
なお、首都圏及び関西圏のファミリーマート店舗に設置の「ゆうちょATM」(496台/2015年12月末)では、現在、海外の金融機関で発行された「VISA、PLUS、VISA ELECTRON、MasterCard、Cirrus、Maestro、JCB、American Express、Diners Club、銀聯、DISCOVER」のいずれかのブランドマークが付いたカードを利用できる。