2016年1月28日19:09
JR東海とJR西日本は、スマートフォン等で東海道・山陽新幹線の指定席を予約・クレジット購入し、新幹線改札において交通系ICカードをかざすことで予約した本人確認を行い、乗車できる新しいチケットレスサービスを、2017年夏を目標に導入することに合意したと発表した。
エクスプレス会員向けの「EXサービス」は、指定席のネット予約と会員専用ICカードによるチケットレス乗車が可能だが、新しいチケットレスサービスでは、この機能をそのままに、会員以外や、外国人旅行者でも、交通系ICカードを用意すれば、新幹線をチケットレスで利用可能だ。
具体的には、スマートフォンやPCから手持ちのクレジットカードと交通系ICカードを登録してもらう。その際に、クレジットカード会社への申し込みは不要で、年会費は無料だ。また、TOICAやICOCAなど、全国相互利用対象の交通系ICカードで東海道・山陽新幹線はもちろん、在来線との乗り換えにも、スムーズに利用できるという。