2016年2月9日22:19
パーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した、「ICカードの所有と駐車場利用」についてのアンケート結果を発表した。
同調査によると、タイムズクラブ会員の8割以上がICカードを所有しており、このうち約6割は2枚以上所有している。
年代別にみると、「ICカードを持っていない」という回答の割合が40代は16%、60代以上は19%と全体の15%をやや上回った。また、利用しているICカードは「nanaco」や「WAON」といった流通系が45%、「Suica」や「PASMO」などの交通系が55%で、交通系の利用がやや多くなっている。
カード種別では、交通系ICカードの先駆けである「Suica」が22%でトップ。次いで「nanaco」が18%、「WAON」が15%となっている。
地域別では、「nanaco」「WAON」「楽天Edy」は全エリアで5位以内にランクイン。一方、交通系ICカードは地域特性が出る結果となった。
時間貸駐車場における駐車料金の支払い時、「ICカードを利用する」と回答した人は30%にとどまり、少数派であることがわかったという。地域別にみると、九州・沖縄エリアでは「ほぼ毎日利用する」「金額により利用する」あわせて36%で、駐車場でのICカードの利用率が最も高くなった。一方で、北陸エリアでは「ほぼ毎日利用する」という回答が0であったり、四国エリアの利用率は全国平均を下回る28%であるものの、「ほぼ毎日利用する」は最も高い14%となるなど、エリアによる違いが見られたそうだ。