2016年3月4日9:00
米国連邦準備制度(FRB)アトランタの決済リスクフォーラムは、2016年の米国決済市場予測を発表した。トレンドとして8項目をあげている。
サイバー攻撃が最大の脅威になる。mPOSの動きは鈍い。モバイルウォレットは乱気流。EMVPOSの導入はペースがはやまる。EMVATMのライアビリティシフトでATMが減少する。ACHの同日サービスは流行らない。生体認証は改善されるが、パスワードが主流。ブロックチェーンへの関心は高まる。
以上8項目である。大半が言わずもがな。予測というにはあまりに常識的なことばかりだ。
この予測はリスクフォーラムのメンバーの意見。やはりリスクという観点からの予測になるようだ。もう少し、楽観的な予測が欲しいものである。