2016年3月14日18:42
近畿大学と、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)、三井住友カードは、クレジットカードと同様に、店舗でもインターネットでも決済に使用することができる日本初のVisaプリペイド機能付き学生証「近畿大学学生証一体型 VISAプリペイド」を、2016年4月に新設される国際学部の新入生に対して発行すると発表した。
近畿大学では、2016年4月に14番目の学部となる国際学部を開設。同学部では、全員に 1年次後期から1年間の海外留学を必修としており、専用の24時間電話サポートデスクを開設するなど留学中の生活支援にも力をいれている。
今回、留学サポートの一環として、国際学部の新入生500人全員に対し、Visaプリペイド機能が付いた学生証を発行する。同カードは、学生証として授業の出欠管理や証明書発行に使用できるほか、三井住友VISAプリペイドとして東大阪キャンパス内売店(一部を除く)を含む 200 以上の国と地域にある3,800万のVisa加盟店やインターネットでの決済において利用でき、専用サイトから繰り返しチャージが可能だ。
海外留学中の生活費、食費等の支払いにも幅広く利用可能なうえ、学生本人はもちろん、保護者も専用サイトへログインし、同カードへチャージすることができるため、学生の留学生活を日本からサポートすることが可能となる。
近畿大学では、これまでにもオンライン通販サイトを通じたインターネットでの教科書販売や、卒業証明書等各種証明書のコンビニ発行(2016年4月開始)といった、日本初となるサービスの開発・提供に注力してきた。今回、学生証にVisaプリペイド機能を付帯することによって、それらのサービスを学生がよりスムーズに利用できるようになる。なお、次年度以降は、同カードを全新入生に適用することも検討している。