2022年1月31日20:12
ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)、三井住友カード、小田原機器は、沖縄県が実施する県内の観光系路線バス5社のバス車内においてVisaのタッチ決済を利用可能とする実証実験に、琉球銀行と共同で参加すると発表した。
対象バスは、沖縄エアポートシャトルの全線、沖縄バスの空港リムジンバス、カリー観光の沖縄本島内全線、東京バスの沖縄営業所管内全線、やんばる急行バスの全線となる。
同実証実験は、Visaのタッチ決済が利用できる機器を車内に設置し、 「Visaのタッチ決済」に対応したカードやスマートフォンによりバス運賃を収受するものだ。今回の観光系路線バスのタッチ決済導入により、市内―空港間など、手荷物が多い場合もスムーズに乗降できるなど、利便性が向上するとしている。これまで 公共交通機関の乗降時に、IC乗車券を中心に利用していた日本国内の利用者にとっても、「Visaのタッチ決済」があれば買い物から移動まで利用できるようになる。
なお、世界で、「Visa のタッチ決済」はすでに450以上の公共交通機関に導入され、約700のプロジェクトが進行中だ(2021年7月現在)。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト