2016年3月25日9:00
2011年から2015年までの5年間、電子決済システムへの移行によって、世界70の国と地域のGDPにおおよそ2,960億ドルの上積効果があった。この間、商品やサービスの家計支出は年率0.18%の伸びである。
電子決済とはクレジット、デビット、プリペイドカードの利用である。発表したのはVisa。Moody’s Analyticsが調査した。
実質的な経済効果だけでなく、電子決済は新たな雇用も生み出している。5年間で約260万人の新規雇用を創出した。
カード利用によってタイではGDPが0.19%増加。ベトナムは0.14%、シンガポールは0.1%GDPが増えている。ついで台湾が0.09%とつづく。台湾の電子決済取扱高は18.7億ドル増えた。