ビックカメラが「Airレジ サービスカウンター」常設、POSレジや決済業務も体験可能(リクルートライフスタイル)

2016年4月19日18:25

リクルートライフスタイルは、2016年4月19日から、同社が展開する無料POSレジアプリ「Airレジ」が、大手家電量販店のビックカメラでサービスカウンターの常設を開始したと発表した。ビックカメラ店頭では、「Airレジ」のほか、「Airペイメント」「モバイル決済 for Airレジ」「Airウェイト」といったサービスについても“見て、試して、相談できる”。

右がビックカメラAS事業部 事業部長 井谷武志氏、左がリクルートライフスタイル 執行役員 大宮英紀氏
右がビックカメラAS事業部 事業部長 井谷武志氏、左がリクルートライフスタイル 執行役員 大宮英紀氏

無料の業務支援アプリを“見て、試して、相談できる”
家電量販店で初のサービスカウンター常設

Airレジは、小売業・飲食業・各種サービス業に利用されるレジ業務がスマートフォンやタブレットで行える無料POSレジアプリとなる。2013年11月19日にサービス提供を開始し、2年間でアカウント数が21万を突破した。2015年11月には、EMVに対応したカード決済サービス「Airペイメント」も加わり、注文入力からクレジットカードによる決済までシームレスに完結できるようになった。さらに、インバウンド対応の「Alipay」、LINE子会社のLINE Payが提供する決済サービス「LINE Pay」が利用できるモバイル決済サービス「モバイル決済 for Airレジ」も提供している。さらに、受付管理アプリ「Airウェイト」も提供しており、チェーン店などで採用されている。

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ビックカメラ有楽町店 5階のエスカレーターをおりるとすぐにコーナーを確認できる

4月19日から、ビックカメラ有楽町店5階に、無料の業務支援アプリとしては初めて、常設のサービスカウンターを設置。4月20日からビックロ ビックカメラ、4月21日からビックカメラ赤坂見附店でも常設を開始し、今後は札幌、難波、福岡での設置も予定している。また、グループのコジマでも申し込みができる体制を整えていきたいとした。

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実際に機器に触れて「Airレジ」や周辺機器の機能を確認できる

ビックカメラAS事業部 事業部長 井谷武志氏によると、同社のAS事業部では主にApple関連の製品を取り扱っている。「Airレジ」は主にiPad Air、iPad mini、iPad Proでメインに利用されているため、Appleの売り場のそばにサービスカウンターを設置することとなった。すでに「Airウェイト」は有楽町店 7Fの修理関連の売り場で使っており、クラウドのためアップデートも速いなど、その良さを理解していたそうだ。

受付管理アプリ「Airウェイト」
受付管理アプリ「Airウェイト」

「Airレジセット」を4万4,800円(税抜)で販売
軽減税率や軽減税率対策補助金制度に関する相談も可能に

同売り場では、Airレジに対応した据え置きプリンタ、キャッシュドロアーをセットにした「Airレジセット」を4万4,800円(税抜)で販売する。また、小売業や飲食業、各種サービス業などの中小企業のレジに関するサービス導入から活用方法、さらに軽減税率や軽減税率対策補助金制度に関するなどの相談を受け付けるそうだ。ビックカメラでは、同店で「Airレジセット」を購入した人に対し、軽減税率対策補助金を代理で申請するという。

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軽減税率対策補助金の申請用紙等を記載するコーナーを設置

なお、「Airレジ」は、2016年4月1日に中小企業庁が指定する消費税軽減税率対象補助金対象(モバイルPOSレジシステム)サービスとなった。これにより、対象となる事業者は、タブレット(iPad Air、iPad mini、iPad Pro)で2分の1、周辺機器(キャッシュドロアー、レシートプリンター、バーコードリーダー)やサポートで3分の1の金額の補助金の申請ができるようになる。また、「Airレジ」では、複数税に対応できる機能を、税制の決定後順次追加する予定だ。店舗では、「Airレジ」を導入することで、機器の買い替え、POSのように有償アップデートは不要となる。消費税税軽減税率制度は、現在国会にて審議中の「所得税法等の一部を改正する法律案」が成立した場合、2017年4月から導入される予定だが、「環境の変化に合わせて悩まなくて済むようにAirレジは進化します」と、リクルートライフスタイル 執行役員 大宮英紀氏は口にする。

対面で店舗の機器に関する悩みを解決へ
今後は他のサービスへの拡大も検討

インバウンド対応としてビックカメラも導入している「モバイル決済 for Airレジ」
インバウンド対応としてビックカメラも導入している「モバイル決済 for Airレジ」
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「Airペイメント」の申し込みも可能

リクルートライフスタイルが「Airレジ」利用者に実施した調査によると、「Airレジ」を始める際の悩みとして、「周辺機器の選び方が分からない」「周辺機器の設定が分からない」「周辺機器をどこで購入すればよいか分からない」と回答した人が4割以上となった。また、消費増税や軽減税率導入に伴う悩みとして、「どんな影響があるか分からない」「どこから、そして何をすればいいか分からない」「いつ動き始めればよいか分からない」という声が挙がった。今回、そういった悩みを対面で解決することが可能となるが、ビックカメラとは、サービスとして先進的に取り組むという思いが一致し、常設カウンター設置の実現に至った。大宮氏は、「今後は、他のサービスにも拡大していきたい」と意気込みを見せる。

なお、「Airレジセット」の販売などの売り上げについては、ビックカメラとリクルートライフスタイルでシェアする形となる。また、「Airペイメント」「モバイル決済 for Airレジ」に関しては加盟店審査があるため、実際の申し込み後の利用については契約後に可能となるそうだ。

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