2016年8月3日15:06
あんしん保証とイオンフィナンシャルサービスの子会社であるイオンクレジットサービスおよびイオン銀行は、家賃決済サービスの提供開始について合意したと発表した。3社はイオンカード会員の利便性向上と新たな会員獲得に向け、各社の技術・ノウハウ等を活用したイオンカード家賃決済サービスに取り組む。
あんしん保証による家賃債務保証事業におけるノウハウと、イオンカードによるクレジット支払いを組み合わせることで、入居者および不動産管理会社の双方がメリットを享受できるサービスを目指す。さらに、入居者はイオンカードでの支払いにより、家賃の決済に応じて「ときめきポイント」を受け取ることができる。
イオンクレジットサービスとイオン銀行では、これまで取り扱うことが難しかったクレジットカードによる家賃決済を可能にすることができ、また、あんしん保証においては、イオングループの全国店舗網を生かした販売プロモーションによりサービス拡大を図ることができる。
また、イオンモールが不動産管理会社に対しての加盟店開拓を支援し、契約拡大をサポートするそうだ。
家賃決済サービスの流れとして、入居差には、賃貸物件を契約する際、一元化したオンラインシステムにより、あんしん保証の家賃保証委託契約とイオンカード新規発行を同時に申し込んでもらう。この際、あんしん保証が連帯保証人不要の家賃保証サービスを提供することによって、入居者のメリット向上を図る。
なお、イオンカード保有者についても同様の手続きが可能となる。
今後は、2016年9月より、イオンカード決済サービスの実験販売を一部地域より開始する予定だ。実験販売の結果を検証後、展開地域の拡大を検討している。