2010年9月15日9:00
デビットカードとクレジットカードのリウォーズプログラムを統合すれば、カード発行会社のロイヤルティはあがるだろう。
シナージスチクスリサーチの調査によると、これが顧客脱会を阻止する有効な手段ということがわかった。米成人1,000人を対象にインターネットで調査を実施。
その結果、10人に7人がデビットとクレジット両方のリウォーズを使っていることが判明。
10人に6人が両方のプログラムが統合できるサービスがあれば、有効と考えている。とても価値があると回答したのはそのうちの20%もいた。
すでにシティグループとウェルズファーゴは、異なるカードのリウォーズを統合できるサービスを実施している。
クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなどカードバリエーションが増えれば、それらのカードリウォーズを統合して使いたいというニーズは高まるだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。