2016年8月20日9:00
スクエアが2016年第2四半期の実績を発表した。売上は前年同期比41%増えて、4億3,900万ドルになった。取扱高(GPV: Gross Payment Volume)も42%アップの125億ドルとなった。
ただ、一株あたりの最終損益は0.08ドルの損失だった。もう少しで黒字転換するところまできている。
アナリストの予測では売上は4億600万ドル、一株あたりの損失は0.11ドルだった。実績がアナリストの予測を上回ったことから、発表当日の時間外取引で、株価は9%もアップした、
2015年11月に上場して以来、株価は20%ダウンしていただけに、9%の上昇は朗報であった。収益に貢献しているのはSquare Capital。スクエア加盟店への融資サービスで、前年同期比123%増の1億8,900万ドルになった。第2四半期の融資件数は34,000件だ。
スクエアの取扱高が伸びている要因は、大規模小売店(年商50万ドル以上)と中規模小売店(年商12.5万ドルから50万ドル)の数が増えているからである。
2016年度の見込みだが、売上は16.3億ドルから16.7億ドルになると予測している。