2016年8月29日9:00
VisaやMasterCard、Discoverの国際ブランドがついたプリペイドカードの2015年実績をニルソンレポートが発表した。ショッピング取扱高は1,450億ドル(約15兆円)で、前年比13.0%の伸びとなった。
プリペイドカード取扱件数は前年比12.3%成長で42.5億件だった。1件あたりの利用金額は34ドル。日本のプリペイドカードは1,000円以下での利用が多いが、米国ではデビットカードとほぼ同じ単価である。
カード1枚あたりの年間利用金額は、平均522ドル。プリペイドカード発行トップ50社の2015年末時点のカード発行枚数は、2億7,800万枚だった。前年対比5.9%増えている。
NCB Labによると、日本の国際ブランドプリペイド取扱高は0.3兆円で、米国のわずか2%と少ない。