2020年5月4日9:00
世界銀行は2020年の国際送金市場の予測を発表した。その予想は、約20%もの急落になるというものである。
もちろん原因は、COVID-19とそれによるロックダウン。移民や海外労働者が、解雇や減給によって大打撃を受けている。
低中所得国への送金は前年比19.7%ダウンし、4,450億ドル(49兆円)になるという予測だ。多くの脆弱な世帯にとって重要な資金調達ライフラインが失われることになる。
リーマンショック時の落ち込みは5%だから、20%弱の急落は、はるかに厳しい状況になることを意味している。