2016年9月16日9:00
米国大手銀行のコンソーシアムが運営するリアルタイム決済ネットワークで、独自のモバイル個人間送金決済サービスをはじめると発表した。
ペイパルの子会社で個人間送金決済のVenmoやスクエアのSquare Cash、フェイスブックのメッセンジャー送金に対抗したサービスとなる。
提供会社はアーリーウォーニング(Early Warning)で、clearXchangeを運営している。このインフラを使ってモバイル送金決済をスタートする。
VenmoやSquare Cashに脅威を感じた大手銀行は、それぞれモバイル送金決済サービスを立ち上げている。が、共同で推進することによって、利用を拡大しようという目論見だ。
サービス名称はZelle(ゼル)。スタートは2016年10月から。Money2020イベントで発表される予定だ。英国には同様のサービスZappがある。