2016年9月24日9:00
スマートフォンやタブレット、ウェアラブルの普及が決済風景を大きく変えている。米国決済ソリューションのファイサーブ(Fiserv)の調査で明らかになった。
モバイルバンキングの利用は米国若年層にとってあたりまえになってきた。モバイルバンキングを利用する18歳から35歳までのミレニアルズは、なんと87%もいる。残高や利用明細照会はPCからモバイルへ移った。
ミレニアルズのモバイル利用はこの1年で大きく伸びている。モバイルバンキングの利用は60%増、モバイル請求支払いは56%増、デジタルウォレットの利用は57%増という驚異的な伸びだ。
調査を実施した前月のモバイル利用についてみると、オンラインの商品やサービスの決済に使った人は47%いた。個人間送金に使った人は45%、小切手をスキャンして預金した人は37%だった。