2016年9月28日9:00
モバイル個人間送金のVenmoが初の動画広告を打った。タイトルはPony Up on Venmo。Pony Upには決済するという意味があるが、動画では登場人物が本物のポニーに乗るという設定にしている。
もともと個人間送金からはじまったVenmoだが、マネタイズのためにコマース決済での利用を促進している。今回の動画広告はその一環だ。
Venmoの2016年第2四半期取扱高は39億ドル、約4,000億円。米銀大手はVenmoの躍進を脅威とみて、独自のモバイル送金決済をスタートする。Zelleというサービス名称だ。バンクオブアメリカやチェイス、ウェルズファーゴなどが組成した決済ネットワークclearXchangeを活用した送金決済である。
この動きに対し、先手を打ったとも考えられる。いい大人がポニーにまたがって割り勘決済を想像するシチュエーションは強く印象に残る。