2016年10月7日9:00
9月22日、フェイスブックはチャットアプリのメッセンジャーに2つの機能をつけ加えた。このプロジェクトの責任者は元ペイパルのCOE。決済への思い入れは強い。
ひとつはディナーに最適の場所やどんな映画をみればいいかの意思決定をサポートしてくれる機能。もうひとつは誰にいくら借りているか、いくら支払えばいいかをリマインドしてくれる機能である。
ひとつ目は調査機能(Polls)で、チャット仲間に質問を投げかけ、回答をもらう。仲間と一緒に計画を立てようという試みだ。これは2007年からスタートしたフェイスブックの調査機能(Polls)と,
2010年にスタートした質問機能(Questions)をベースにしている。
二つ目の決済機能(Payments)では機械学習(AI)を導入。利用者や友達のチャット内容をスキャンして、誰にいくら支払うべきかをリマインドしてくれる機能を開発した。
チャットの下にペイボタンを表示し、すぐに支払えるようにしている。支払いは登録したデビットカードから。AIのサポートなので、友達への督促も抵抗が少ない。
チャット送金はVenmo、SnapChatのSquareCash、Messengerの三つどもえの戦いになってきた。