2016年10月4日22:53
電算システムは、イーコンテクストと提携し、2016年8月1日から、スーパーマーケットやドラッグストア等でのペーパーレス決済サービスの取り扱いを開始したと発表した。
ペーパーレス決済サービスは、コンビニエンスストアで通信販売代金、コンテンツ ID 等の支払いができるサービスで、料金収納用の払込取扱票を使わずに支払番号で代金支払いができるサービスとなる。従来、ペーパーレス決済サービスは大手コンビニエンスストアだけで代金支払いが可能だったが、このほど業界で初めて、スーパーマーケットやドラッグストア等で支払いができるサービスの提供を開始した。
電算システムは、以前から、スーパーマーケットやドラッグストア等で払込票での代金支払いができる収納窓口サービス「Biz@gent(ビズエージェント)」を提供してきた。払込票での代金支払い窓口は、初めはコンビニエンスストアが中心だったが、スーパーマーケットやドラッグストア等でも取り扱いを開始するとこところが増えている。ペーパーレス決済サービスは払込票での代金支払いに次ぐ、小売店頭窓口を活用した支払い手段となる。収納企業には払込票の印刷や郵送が不要というメリットがあり、ECショップを中心に利用が進んでいる。スーパーマーケットやドラッグストアでペーパーレス決済の取り扱いを可能にするためには、これまでは独自のシステムやネットワークを構築する必要があったが、イーコンテクストと連携した Biz@gent を導入することで取り扱いを開始できる。
電算システムでは、ペーパーレス決済の取扱窓口を 2018 年 8 月までにスーパーマーケットやドラッグストア等を中心に 2,000 店舗の窓口での開始することを目指す。