2016年11月7日22:42
三菱地所・サイモンは、オリックスより中国の電子決済サービス「Alipay(支付宝:アリペイ)」を、2016年11月7日にりんくうプレミアム・アウトレット(大阪府泉佐野市)、11月28日予定で御殿場プレミアム・アウトレット(静岡県御殿場市)に導入すると発表した。
Alipayは、4.5億人以上の実名認証ユーザーが利用し、中国国内の80万以上の加盟店および、海外の8万社以上の加盟店で利用できる決済プラットフォームとなる。
三菱地所・サイモンでは、全国9か所のプレミアム・アウトレットにおいて、海外からの来場数が年間約150万人に達すっしている(2015年4月~2016年3月)。これまでも、海外の利用者に向けて、施設をあげた免税対応(一部対応外店舗有)や言語対応の充実、さらに、無料公衆無線LANサービスやプレイヤールームの設置などに取り組んできた。近年、海外の利用者のモバイル端末での決済が拡大していることから、今回、御殿場およびりんくうプレミアム・アウトレットでは、Alipayを導入する。
オリックスは、日本全国の営業ネットワークを活用し、Alipayの加盟店開拓などのアクワイアリング業務を行っている。また、Alipayのほか2015年1月からBtoC事業者向けの決済サービスとしてハウスプリペイドカード発行システム「オリックス・ペイメントサービス」を活用した販売促進支援サービスを、2015年8月からは、振込手数料削減サービス「Flico(フリコ)」を開始している。